DXに関する当社の取り組み

※2025年7月14日更新

DXに関する当社の取り組み

代表メッセージ

株式会社ヒカリシステムは、お客様と社会に持続的な価値を創造し続けるため、DXを推進しています。
私たちは、これまでの経験から得た暗黙知を形式知へと転換し、具象と抽象、深化と探索、アナログとデジタルを組み合わせる「両利きの経営」を実践することで、市場環境の変化に迅速に対応する実践知を磨き、以下の変革を継続します。

・自由闊達な組織風土の中でのデジタル技術を活用した方針共有・戦略決定・実行の自律的な高速化
・お客様とのコミュニケーション力アップによる、お客様価値の創造
・社会的環境と要請の変化の感知力と靭やかな対応力の向上

この取り組みは、「ココロとカラダの元気を支える応援団」という当社のパーパスを実現し、すべての人々が笑顔でいられる未来を築くための、重要な一歩です。

株式会社ヒカリシステム
代表取締役 金光淳用

現状認識とDX戦略策定の目的

データ活用やデジタル技術の進化による社会および競争環境の変化は、企業に迅速な対応が求められるリスクをもたらす一方、競争優位を確立し、顧客価値を高める大きな機会と認識しています。この変化を捉え、業務効率化や自社の強みを活かしつつ、DX推進で得た成功事例を基に新たな事業を展開することを目指しています。

DX基本方針

変化の速い市場環境に対応し、競争優位を保つため、デジタル技術を活用したDX戦略を推進しています。
・市場変化への迅速な対応と競争優位の維持
・お客様への付加価値の向上と創造
・コア事業の強化と、自社の成功事例を商品化したDXスタートアップ支援事業の展開
・「深化」と「探索」を両立する「両利きの経営」の実践
・データ分析に基づく顧客体験の改善と業務効率化の継続

DX戦略

暗黙知を形式知化して戦略決定・実行のスピードを向上させ、お客様への付加価値を高めつつコスト削減を図ります。

顧客分析と体験改善

・BIツールで毎月会員データを分析しターゲットと商品を決定
・お客様の声を3日以内に判断し、1週間以内に改善策を実施
・ホールマーケティングでお客様の不満足要因を早期発見

業務効率化と新規事業

・現場の改善事例を商品化し、他社のDX支援事業を展開
・AI活用による業務拡張で生産性を向上
・CRMや現場情報をクラウドに集約し、分析を自動化

DXを進めるための環境の整備

デジタル技術との連携強化

・GCPとノーコード/ローコードを最大活用
・AI導入による生産性向上
・モバイルファーストへのシフト
・電子契約・電子帳簿保存法への対応
・RPA導入による事務業務の省人化

継続的な投資と改善

・ハード・ソフトの環境整備へ継続的に投資
・暗黙知を形式知化し、レガシーからの脱却

データ統合と活用

・CRMや現場の定量・定性情報をクラウドへ集約
・情報分析の自動化環境を整備

DX戦略達成を図る指標

DX戦略の企業価値創造への貢献を測るため、以下の指標をKPIとして管理します。
労働分配率の予算達成 (2025年度予算:グループ合計 31.0%)

DX推進体制

DX推進を強化するため、2021年よりDXサポートグループを発足しデジタル人材育成・IT導入促進・ITツールの活用サポートを推進しております。

DX人材の育成

システム構築力よりも、現場スタッフが共通のツールを使いこなす「活用力」を重視し、これを基本戦略としています。
セミナー事業の展開: 社内外でBI・ローコード活用セミナーを実施し、人材育成制度を構築
共育」の推進: 全従業員が共に育ち、育てる文化を醸成。現場は社内研修、DXサポートグループは外部研修で知識を習得
実践的なスキル向上: インハウスセミナーや週次・月次の会議での事例共有を通じ、組織全体のスキル向上を図る

ガバナンスシステムに関して

セキュリティアクション制度に基づき2つ星の自己宣言を実施している。
当社では企業価値向上のためのDX推進に関して、報告と議論を行うための具体的な取り組みを実施しています。

トップと幹部参加の報告会での事例報告:
毎週、各部門のDX推進の進捗やBIツールの活用事例の紹介を行う報告会を毎週実施しています。
この報告会にはトップおよび幹部が積極的に参加し、各部門やプロジェクトからの進捗や課題に関する情報が共有され、また報告会後にはトップと幹部がお互いに質問を行い、議論の場を設けています。
これにより戦略の進化や改善への意見交換が行われ、関係者がアクティブに参加することで戦略の質を向上させています。

DX事業部のミーティングへのトップの毎週参加および月に2度の経営会議への参加:
DX事業部のミーティングには毎週トップが参加し、月に2度の経営会議にもトップが参加しています。
これらの場で、部門報告の中で情報マネジメントに関する案件を共有し、具体的な指示や決定を行っています。

このような週次の報告会や会議の場を通じて、DX推進に関する情報共有と戦略のブラッシュアップが定期的に行われており、この取り組みは組織全体が一体となりながらDX戦略を進化させ、企業価値の向上に寄与しています。

情報セキュリティ基本方針

株式会社ヒカリシステム(以下、当社)は、お客様からお預かりした情報資産を事故・災害・犯罪などの脅威から守り、お客様ならびに社会の信頼に応えるべく、以下の方針に基づき全社で情報セキュリティに取り組みます。
1.経営者の責任
当社は、経営者主導で組織的かつ継続的に情報セキュリティの改善・向上に努めます。
2.社内体制の整備
当社は、情報セキュリティの維持及び改善のために組織を設置し、情報セキュリティ対策を社内の正式な規則として定めます。
3.従業員の取組み
当社の従業員は、情報セキュリティのために必要とされる知識、技術を習得し、情報セキュリティへの取り組みを確かなものにします。
4.法令及び契約上の要求事項の遵守
当社は、情報セキュリティに関わる法令、規制、規範、契約上の義務を遵守するとともに、お客様の期待に応えます。
5.違反及び事故への対応
当社は、情報セキュリティに関わる法令違反、契約違反及び事故が発生した場合には適切に対処し、再発防止に努めます。

制定日:2020年5月1日
株式会社ヒカリシステム
代表取締役 金光 淳用